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道議団の動き
青森・大間原発/真下道議ら予定地を視察 11.08.27

青森・大間原発

函館の街も脅かす

真下道議ら予定地を視察

大間原発を視察する古岡、真下、紺谷の各氏
建設工事が中断している大間原発を視察する(左から)古岡、真下、紺谷の各氏=27日、青森県大間町
大間原発位置図

日本共産党の真下紀子道議は27日、青森県の大間原発建設予定地(大間町)を視察しました。紺谷克孝函館市議、古岡友弥函館道政対策委員長も同行しました。

電源開発の大間原発は、炉心すべてにプルトニウムとウランを混合した危険なMOX(モックス)燃料を使用する世界で初めての原発です。2008年5月に着工し、2014年11月に運転開始予定ですが、現在は工事が中断しています。

マグロの水揚げで有名な大間町からは、津軽海峡を隔てて、最短で17キロの地点に北海道函館市があります。

小高い丘に立つと、市街地に隣接した原発の建設予定地が眼前に広がり、函館山や函館市街地がはっきりと確認されます。

予定地の中央には、土地売却を拒否する小笠原厚子さん所有のログハウス「あさこはうす」が建っています。

原発付近には、活断層の存在が指摘されています。敷地そばの海岸沿いには、ベンチとよばれる隆起のあとが確認されました。

初めて現地を視察した真下道議は「住宅地のすぐ隣という立地に驚きました。住民の安全を無視した危険なプルサーマル発電は許されません」と話していました。

(11年08月28日付「しんぶん赤旗」より)