プルサーマル正当性問う/函館で真下道議が会見 | 11.08.26 |
2008年に開かれた原発問題のシンポジウムで北電が「やらせ」を指示していた問題で、日本共産党の真下紀子道議は26日、函館市内で記者会見し、「大間原発(青森県大間町)を含めて、プルサーマル計画推進の正当性を洗い直す必要がある」と訴えました。
真下道議は「道民をあざむく北電の体質があらためて明らかになりました。直後に泊3号機のプルサーマル導入を決めた高橋はるみ知事にも説明責任があります」と話しました。
真下道議は「北電のやらせは1999年の3号機導入時にも発覚しており、その北電から、高橋知事への献金と道からの天下りが繰り返されています」と指摘。「原発をめぐる『やらせ』は全国的な広がりを見せており、泊3号機や函館市の対岸に建設中の大間原発など、危険なMOX(モックス)燃料を使うプルサーマル計画の正当性が問われています」と強調しました。
問題のシンポジウムに参加していた紺谷克孝函館市議も会見に同席し、「プルサーマル導入賛成派と『反対』や疑問の声を上げる市民が激しいやりとりを展開し、異様な雰囲気でした」と当時を振り返りました。
(11年08月28日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
〒060-0002 札幌市中央区北2条西6丁目
TEL011-231-4111(内線33-181)FAX011-232-4763