泊3号の安全審査を/共産党、道知事に停止要請 | 11.08.12 |
北海道電力・泊原発3号機の営業運転再開をめぐる問題で、日本共産党道委員会と道議団は12日、高橋はるみ知事に対して3号機を停止して安全審査を実施するよう求める要望書を提出しました。
経済産業省は9日、3号機の5カ月間にわたる調整運転を違法状態だとして、北電に最終検査申請を指示。北電は「(営業運転は)地元の理解を得ながら進めたい」との立場をくつがえし、同日午後、申請しました。
知事あての要請書では、原子力安全・保安院の最終検査を経て、11日に開かれた原子力安全委員会の議論はわずか30分にすぎず、当初約束されていた「ダブルチェック」すら果たされなかったと批判。▼定期点検中のあらゆるデータの公表▼福島事故の知見を反映させた安全審査の実施▼泊から10キロ圏内の4町村以外の自治体の意見の尊重―を求めています。
党道委員会と道議団は同日、北電に対しても3号機の最終検査申請撤回を求める要請書を提出しました。
(11年08月14日付「しんぶん赤旗」より)
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