真下道議、のとや旭川市議 被災地訪問 | 11.06.04 |
真下紀子道議とのとや繁旭川市議は。小田一郎道議団事務局長とともに、1日から4日まで東日本大震災の復興支援のために。宮城県気仙沼市、岩手県住田町。陸前高田市などを訪問しました。
被災状況や避難所生活の現状。今後の復興課題の調査に東奔西走。気仙沼市では魚市場の早期再開の要請を受けて。市水道事業所や東北電力気仙沼営業所へ要請。
花巻空港から気仙沼へ。災害対策本部の秋山善治郎市議の案内で被災状況を視察。水産加工場周辺は壊滅的被害、あちこちに船が乗り上げ、県道をふさぐ。崩壊した冷蔵庫の周りに、今も3万トンの魚から大変な腐敗臭が漂っています。
岬の突端にある鶴が浦の避難所には14名が滞在、食事のみの方が24名いました。
訪問すると、すぐに輪ができて急きょ相談会になりました。
漁業関係者が多く、「(宮城県)知事の漁業特区はとんでもない」「被災者のことを考えていない」と批判が噴出。
「サンマ漁再開のためロシアの中古船を購入したいが、公的補助がどうなるのか」。早速。真下道議らが道庁から情報をとり、具体的な対応の方法を示し、大変喜ばれました。
2日、秋山市議と。気仙沼市の水道事業所と東北電力気仙沼営業所を訪問。製氷会社や加工場ヘの通水、通電などを急ぐように要請。ガレキ撤去。浸水箇所の対応が必要だが。市とも連携して検討すると回答。
3日、全国で注目されている岩手県住田町の木造戸建て仮設住宅を調査(写真)しました。
国や県の承認を待っていては間に合わないと、町長が専決で建設を決定。住田の木、住田の業者を使い、少しでも快適な仮設にしたかったという。
中上団地などを視察。杉の木の香りが新鮮、お風呂の壁まで杉。木・断熱材・木のザンドイッチ状の壁で夏も冬も快適。戸建てなので地形に合わせた建設が可能になり、玄関を向かい合わせにし。交流できるようにつくっていました。
気仙沼の魚市場を再開し。今が旬のカツオの荷揚げをしたいというのが関係者の願いです。氷をつくり、荷さばきや加工が出来なければ流通できないため、市場周辺の水道の回復、電力の回復が課題です。
(「のとや繁市政通信」より)
(11年06月19日付「ほっかい新報」より)
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