道補正予算に反対/「道職員給与削るな」 | 10.12.09 |
北海道議会は第4回定例会最終日の9日、総額620億円の一般会計補正予算を賛成多数で可決、日本共産党は反対しました。
また、「地域医療と国立病院の充実を求める意見書」など12の意見書が賛成多数で可決され、日本共産党は「交通運輸行政の安全の充実を求める意見書」など8本に賛成、「北海道の自衛隊体制維持を求める意見書」など4本に反対しました。
補正予算に関する反対討論に立った花岡ユリ子議員は、「災害復旧費や、冬季間の端境期対策、季節労働者対策としての投資単独事業など必要な予算が計上されている」と評価しながらも、「道職員や教職員にかかる給与削減による減額補正約80億円が合まれている」として賛成できないと述べました。
花岡議員は、正規職員の独自縮減に準じて5%縮減された臨時職員に至っては、月平均13万7千円にしかならないと指摘。「賃金抑制の下向きスパイラルに歯止めをかけ、道内経済の6割を占める個人消費を拡大し、景気の自立的回復を図るべきだ」と強調しました。
(10年12月11日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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