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道議団の動き
残業代支払い23億円/花岡道議質問 是正総額が判明 10.11.04

残業代支払い23億円

花岡道議質問是正総額が判明

道内のサービス残業是正実績
(百万円以上、道労働局)
※2009年度分は花岡議員が質問した後日、道労働局が取りまとめた
年 度企業数対象労働
者数(人)
是正支払額
(百万円)
2003年度251,09082.0
2004年度351,772137.9
2005年度706,420659.8
2006年度915,863863.9
2007年度512,291233.6
2008年度501,709208.7
2009年度461,564142.0
合  計36820,7092327.9

北海道内の「サービス残業」(残業代不払い)の是正支払額(1件100万円以上)が、7年間で23億円以上にのぼることがわかりました。

このほど開かれた道議会経済委員会で(11月4日)、日本共産党・花岡ユリ子道議が取り上げたものです。

2001年、労働者の運動と党国会議員団の質問により、「サービス残業是正通達」が出されました。03年には「賃金不払残業総合対策要綱」が示されました。

花岡道議の質問に応じて、道が示したサービス残業是正総額は、08年度までの6年間で21.9億円。質問後、党道議団の資料請求で明らかになった09年度分を加えると、是正総額は23.3億円、是正指導された企業は368社、対象労働者は約2万709人となっています。(表)

花岡道議は、道の立地補助金を受けた企業の中に、指導された企業はないかと追及。道が「国は是正指導を受けた企業名を公表していない」と答えるにとどまったのに対し、花岡道議は、「(道が補助金を受けた企業の)実態を明らかにし、是正を促進させる役割」を果たすよう求めました。

(10年11月19日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)