道庁の派遣3年で1.7倍/花岡道議に道答弁 | 10.11.19 |
道庁内で働く派遣労働者が、3年間で1.7倍に拡大していることが明らかになりました。日本共産党の花岡ユリ子道議がこのほど、決算特別委員会で質問しました。
花岡道議は2008年11月、道が契約している労働者派遣の問題を取り上げ、派遣会社との契約額が、時間額866円と著しく低いことがわかりました。
道出納局は翌年2月、各部局あてに派遣契約にかかわる「通知」を出しました。▽労働法制の規定に合致しているか事前確認する▽入札事業者に対し「適正な賃金」を設定するなど周知する−ことなど、花岡道議の質問を受けた内容となっています。
花岡道議は今回、道庁内での派遣労働者数の推移について質問。道は、総務業務にたずさわる派遣労働者が、08年度54人、09年度81人、10年度95人となっていると答えました。
岡山、山口両県が道と同様、派遣労働の活用を拡大している一方で、青森、岩手両県が取りやめています。
花岡ユリ子道議の話
2年前の質問直後に、「通知」を出したことは党道議団の成果です。道も青森、岩手と同様、派遣労働の活用をやめ、率先して「官製ワーキングプア」の解消に努めるべきです。
(10年11月25日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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