補正予算案可決/真下道議が質問 | 10.09.14 |
第3回定例道議会が開会した14日、大雨災害の復旧対策費39億円を含む総額107億円の補正予算案が全会一致で可決されました。日本共産党の真下紀子道議が質疑に立ちました。
真下議員の質問で、道内で「深層崩壊」の発生頻度が「特に高い」と推定される地域は、全道面積の4%に達することがわかりました。
地すべり被害やライフラインの情報共有について質問した真下議員に対して、高橋はるみ知事は、改善点を整理し、いっそうの情報共有に努めると答弁。観光地などが「孤立」した場合の対応として、「孤立地域の実態把握」と「万全な応急対策」の実施に向け、「関係機関と調整する」と踏み込んで答えました。
真下議員が中小業者の仕事と季節労働者の雇用確保に「最大限取り組むべきだ」と求めたのに対し、知事は、「地元中小建設企業の受注」と、「季節労働者をはじめ一人でも多くの雇用機会の維持確保に努める」と応じました。
高橋知事は本会議冒頭、8月23〜24日の「天人峡豪雨災害」で2人が亡くなったことについて、「道道のパトロールや通行規制などの初動体制が遅れ、道の防災体制が十分に機能しなかった」と陳謝しました。
(10年09月17付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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