旭川市内/党議員団が農産物作柄調査 | 10.09.06 |
日本共産党の真下紀子道議と旭川市議団の小松晃、能登谷繁、太田元美の各市議は6日、旭川市内で農作物の作柄調査を行いました。
北海道上川農業改良普及センターの和田誠調整係長、山本正浩専門普及指導員、旭川市農政部の藤田敏男部長、園芸係の富田康文係長、農産係の野澤和広係員が応対しました。
今年の気象は、高温、日照不足、降水量が多いため、コメにも野菜にも大きな影響が出ています。
同市永山地区で稲作を経営している大西秀雄さんの圃場(ほじょう)では、上川管内の作柄が「やや不良」と伝わる中、茎数が少ないが、籾(もみ)が大きく、捻実(ねんじつ)が十分なため、なんとか平年並みに近い作柄を見込んでいるとのことでした。
おなじく永山地区で野菜を生産している森谷久男さんは、「高温、多湿、日照不足で。路地ものセロリの収穫が5回中3回もダメになった。今年一番の痛手だった。20年やっていて一番ひどい」と述べました。ハウスのトルコキキョウは葉がちぢれ、「2週間の遅れが出ている。お彼岸に間に合わない」と実情を語りました。
真下道議らは、暑さ対策の内容や、いもち病、地蚤(じのみ=キボシマルトビムシ)の発生状況、市場価格の動向などを熱心に調査しました。
(10年09月10日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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