道民の期待担って/6月議会 | 10.06.17 |
日本共産党の花岡ユリ子道議は17日、道議会定例会で一般質問に立ち、米海兵隊による矢臼別での実弾訓練で、10日間に5回も火災が起こった問題を厳しく指摘し、原因究明と再発防止を「知事自ら、早急に防衛大臣に対して強く申し入れるべきだ」と追及。政府から普天間基地の米軍訓練の分散移転を要請されても、受け入れ拒否を明言すべきだと迫りました。
多田健一郎副知事は、火災は「大変遺憾だ」「道としても、国へ要請する」と答弁しましたが、分散移転の受け入れについては「慎重に対応する」とのベるにとどまりました。
花岡氏はさらに、道教委による「通報制度」は、憲法が保障する教職員の政治活動を制限するものだと批判。制定にあたって、校長会などわずか8団体のトップにしか説明していない実態を明らかにし、「教職員をはじめ関係者の意見集約を今からでも行うべきだ」と強く求めました。
神谷奈保子教育委員長は、「(教職員の政治活動の)制限は合理的でやむを得ない」と強弁。高橋教一教育長は、関係団体から意見が寄せられた場合は、「しっかりとご説明し、理解を得てまいりたい」と制度の推進をあらためて表明しました。
ほかに核廃絶、JR採用差別問題、肝炎対策、北海道新幹線などもただしました。
(10年06月24日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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