スプリンクラー整備/道に独自の助成要求 | 10.03.23 |
日本共産党の花岡ユリ子北海道議は23日、グループホームのスプリンクラー設置について、道独自の助成金を設けるべきだと、高橋はるみ知事に求めました。道議会予算特別委員会での知事への総括質疑でただしたものです。
はこれに対し、「国の責任において必要な財政措置を講ずるよう要請したい」と答え、道独自の助成に踏み出す考えは示しませんでした。
花岡道議は札幌市北区で発生したグループホーム「みらいとんでん」の火災・死亡事故について、札幌市の上田文雄市長が国に面積要件の撤廃と助成の拡充を求め、対応が遅い場合には、市独自の助成制度の創設を検討すると表明したことを示し、知事が道民の命と安全に責任を負うべきだと迫りました。
グループホームの夜勤の人員配置について花岡道議は、国に改善を求めるとともに道としての助成制度創設を求めました。
高橋知事は「現行の基準より手厚い夜勤職員の配置が必要」であり、「事業者団体や家族の会の意見をうかがいながら問題点を明らかにし、改善措置を国に提案する」との考えを示しました。
花岡道議は「市町村交付金事業によるスプリンクラー整備は2009年度221ヵ所も実施されたのに、道の基金によるスプリンクラー整備は18力所にとどまった」と指摘。高橋知事に「国の対応待ちにならず、道として独自助成をすべきです」と重ねて訴えました。
(10年03月26日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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