北見職業訓練センターを訪問/党道議団、市議団/存続へ頑張る | 10.02.08 |
厚生労働省が昨年12月、全国83力所の地域職業訓練センターを一律に廃止すると「通知」した問題で、日本共産党北海道議団と北見市議団は8日、北見地域職業訓練センターを訪問しました。
訓練センターを訪れたのは、花岡ユリ子、真下紀子両道議と菊池ごういち、くまがい裕両北見市議ら。センター運営協会の細川忠晴専務理事と寺前原課長が応対し、市産業立地労政課の岡田和広課長らが同席しました。
細川専務と寺前課長は、職業訓練事業の大切さを語ります。
「協会の会員である団体・企業がお金を出し合い、自社の従業員でなくても技能講習を受けさせている。センター廃止などとなれば、それが引き金で(地元企業が)技術者育成から手を引くことが心配です」
「受講者が2人以上なら、割に合わなくても訓練を実施しています。公的訓練だからできることです」
菊池市議団長らは、「日本共産党は、はたやま和也参院候補を先頭に、知事に対して、道内4ヵ所のセンター存続を求める要望書をいち早く提出しました。存続のために、地方議会でもがんぱります」とのべました。
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3月21日告示・28日投票で、北見市議選がたたかわれます。定数30(6減)に対し、日本共産党は菊池ごういち、くまがい裕の両現職が再選をめざします。
同市は2007年、「技能尊重」と「創造性豊かな地域産業経済」を掲げた「技能振興都市」を宣言しました。市発注工事では、技能士による施行を義務付ける「技能士重用制度」を実施。冬期間職を失う季節労働者支援を含め、地域職業訓練センターは重要な役割を担っています。
網走管内の新規高卒予定者の就職内定率は57.9%。230人以上が内定していません(昨年12月未現在)。どの党派が雇用と暮らしを守るためにがんぱっているか−市議選の重要な争点です。
(10年02月13日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)
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