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道議団の動き
新年度予算/暮らし守り、雇用・営業応援を/共産党が道に要望 10.01.12

新年度予算暮らし守り、雇用・営業応援を

共産党が道に要望

日本共産党道委員会と党道議団は12日、高橋はるみ知事に対し、190項目にわたる2010年度予算編成に関する要望書を提出しました。

花岡ユリ子、真下紀子両道議と、金倉まさとし札幌東区道政対策委員長、古岡ともや函館地区道政対策委員長が、道民の暮らしと安全を守り、営業と雇用を応援する立場で予算編成にあたるよう申し入れ、高井修副知事が応対しました。

花岡氏は、雇用対策は緊急課題であるとして、京都府や宮城県などがすでに行っている高校、大学の新規卒業予定者への就職支援を大胆にすすめることを求めました。古岡氏は、高校教諭からも新卒者の就職が厳しいとの声が上がっていることを紹介、「函館市として5000万円の予算で、新卒者採用企業に支援している。道としても積極的に対応を」と訴えました。

高井副知事は、本年度に就職未内定者向けの特別相談会を前倒し実施するほか、未内定音数の多い8教育局に新たに9人の「求人開拓員」を配置したことを明らかにしました。昨年9月の定例道議会で、真下氏の質問に道が検討すると答え、1〜3月までは緊急雇用創出事業を活用し実現しました。

真下氏は、昨年未、道内3ヵ所(札幌、旭川、函館)のワンストップサービス窓□に訪れた相談者が1012人にのぼったとのべ、「旭川では、上川支庁も一緒に相談を受けた。道内各地でも日常的に受けられる体制を整備するための予算措置を」と求めました。

金倉氏は、札幌・東区のSOSネットで、昨年、2回相談会を行い、計70人が訪れたことを紹介し、「単発で終わらせるのではなく、継続するためには、民間ボランティアだけでは限界があります。道として積極的に支援をしてほしい」と訴えました。

高井副知事は「道として、道労働局や市町村、社会福祉協議会などと日常的かつ円滑な連携に努め、必要に応じて担当職員を派遣し相談対応させるなどの協力を行っていく」とのべました。

(10年01月13日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)