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道議団の動き
高校生686人資格証のまま/真下道議が改善迫る 09.12.09

新型インフル

686人高校生 資格証のまま

真下道議が改善迫る

道内の資格証明書発行世帯のうち、新型インフルエンザ対策として発行された短期証が中学生以下の子どもに届かない問題が国会で指摘されました。道内では市町村保険者の努力もあり、12月時点で居所不明の1人を除く全員に短期証が届いています。9日の保健福祉委員会で真下紀子道議の質問に道保健福祉部医療政策薬務課の石本みずえ参事が答弁しました。

しかし、道保健福祉部は短期証の全体の交付状況を把握していませんでした。また、新型インフル対策では高校生は対象外のため、686人が資格証のままです。

真下議員は「道内では資格証自体を発行していない自治体は相当数ある。受診機会の確保のため、高校生などが資格証のままという事態は、早急に解消が求められる」と述べました。

また、受診機会確保のため教育現場との連携を求めたのに対し、白川賢一保健医療局長は「道教委と十分協議をする」と答えました。

6月時点で資格証交付は全道で1万6446世帯、短期証交付は7万1673世帯となっています。

(09年12月12日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)