季節労働者対策にヘルパー資格取得へ/花岡道議に答弁 | 09.12.09 |
政府が「緊急雇用対策」に盛り込んだ「『働きながら資格を取る』介護雇用プログラム」の具体策として、道は、季節労働者が仕事を失う冬期間に介護ヘルパー2級の資格を取得できる新たな制度を検討していることがわかりました。
9日の道議会経済常任委員会で日本共産党の花岡ユリ子道議の質問に対し、道側が答弁したものです。花岡氏は、7日の予算特別委員会に続き、雇用問題を取り上げました。
国の緊急雇用対策の前倒し執行に応じて、追加事業を予定している道内の市町村は42にとどまり、「介護雇用プログラム」の予定自治体はまだありません。
花岡氏は「(3ヵ月で資格取得できる)2級ヘルパーについて、冬に仕事を失う季節労働者のみなさんが資格を取れる枠組みを考えるべきではないか」とただしました。道は、季節労働者が働きながら資格取得できる「(介護)プログラムの活用を促進していく」と答えました。
花岡氏は、島根県が農林水産業への就労を中心に、新卒者支援として約8千万円を補正計上したと紹介。「道が新卒未就職者を直接、臨時職員として雇用して、働きながらスキルアップ(技能向上)できる制度を」と求めました。
(09年12月13日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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