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道議団の動き
CM出演は売名行為/花岡道議が知事を批判 09.12.08

CM出演は売名行為

花岡道議が知事を批判

日本共産党の花岡ユリ子道議は8日、道議会予算特別委員会の知事総括質疑で、高橋はるみ知事のテレビコマーシャル(CM)出演問題を追及しました。

高橋知事は、道漁連など道内の水産関係団体で構成する「北海道おさかな普及協議会」の「道産宣言“おさかなチェンジ”」キャンペーンのCMに出演し、札幌市内の地下鉄の主要駅にポスターが張り出されています。CMは2ヵ月間で約400回流れます。

花岡氏は、「普及協議会」の構成団体に、道から毎年のように補助金が投入され、道漁連などに過去5年間で1億円投入されていることを指摘。「普及協議会の桜庭武弘会長は道漁連の会長であり、同じく会長を務める北海道水産政治協会から知事は昨年、50万円分のパーティー券を購入してもらっている」とのべ、「テレビCM出演は、どう考えても純粋な魚の消費拡大キャンペーンではなく、知事の水産関係団体の応援団による『自作自演』の疑いがある」と指摘しました。

高橋知事は、キャンペーンは「普及協議会」から出演依頼があったもので、道産水産物の地産地消を推進するため協力したとのべるにとどまりました。

花岡氏は、4年前も10月から高橋知事のCM出演が目立ちはじめ、道産米や道内観光の放送回数が2000回に及んだことを紹介、「なぜ選挙が近づくとCM出演が急に多くなるのか。こんなやり方で応援されても道内の新鮮でおいしい魚は喜ばない」と迫り、「自らの知名度を売り込むためではないかと誤解を招くようなことは自粛すべきだ」と求めました。

(09年12月09日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)