教員の精神疾患/病欠・休職期間短縮見直せ/花岡道議 | 09.12.07 |
日本共産党の花岡ユリ子道議は、7日の道議会予算特別委員会で、道内の教員のなかで精神性疾患による休職者が急増している問題を取り上げ、時間外勤務の縮減などの対策を求めました。
花岡議員の質問で、精神性疾患で休職している教員数が、2007年度までの9年間で道内は3.4倍と、全国(2.9倍)以上に急増していることがわかりました。
精神性疾患の原因の一つである残業について、花岡議員がただしたところ、道教委は、ひと月33.2(特別支援学校)〜64.5時間(高校)だと答弁し、子どもと直接向き合う以外の、事務処理や調査業務などの縮減を図っているとのべました。
道は今年4月から、道職員・教職員ともに、精神性疾患による長期欠勤期間(給与全額支給)を1年から90日に短縮し、職員の身分が保証される長欠と休職の合計期間も4年から3年3ヵ月に短縮しました。
花岡道議は、「病で苦しむ教員を切り捨てる改悪は見直すべきだ」と指摘しました。
1998年度 | 2007年度 | 98年度から07 年度への変化 | ||||
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北海道 (a) | 全国 (b) | 北海道 (c) | 全国 (d) | 北海道 (c)/(a) | 全国 (d)/(b) | |
病気休職者数 (A) | 175人 | 4,376人 | 279人 | 8,069人 | 1.59倍 | 1.84倍 |
うち精神性疾患 (B) | 54人 | 1,715人 | 183人 | 4,995人 | 3.39倍 | 2.91倍 |
比率 (B)/(A) | 30.8% | 39.2% | 65.6% | 61.9% | 34.8 ポイント増 | 22.7 ポイント増 |
(09年12月15日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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