党道委/道森連副会長と懇談 | 09.12.03 |
日本共産党北海道委員会が3日行った、北海道森林組合連合会(道森連)の岡本光昭副会長との懇談は、北海道の基幹産業の林業再生に向けて、意見を交わす貴重な場となりました。
札幌市内にある事務所を訪れると、入り口は木の素材を生かしたドア。床、テーブルと本材が使われ、温もりが伝わってきます。
道森連の組合員は約4万4000人。道内85の森林組合があり、森林整備の担い手になっています。新たな担い手確保など難題も抱えますが、変化も出てきました。
花岡ユリ子、真下紀子画道議らが「林業の魅力が今変わってきているのでは?」と聞くと、岡本氏は「就業の選択肢として見る若者が増えてきていますね。林業をアピールするビデオもつくりました」。
林業に携わる専門家養成の教育施設がないことが課題です。
市町村の住宅リフォーム制度への助成制度も話題に。住宅改修は耐震性を強め安全性を高めるとともに、木材需要を増やし、新たな雇用を生み出し、地域経済の活性化につながります。共産党は国と道が責任をもって市町村の耐震化診断・耐震化補助を促進するため、道に住宅リフォーム補助制度を求めてきました。
「経済効果も大きく、地元の建築屋さん、建具屋さんにも喜ばれますよ」と語る花岡議員。岡本氏は「本当に私たちの出番ですね。住宅リフォーム補助、耐震化…と考えていくと、木材のマーケットはありますね」と、表情が変わりました。
金倉昌俊札幌東区道政対策委員長は12年前まで道森連で働き、久しぶりに知人との再会に話も弾みます。懇談では、「当時と異なって、今は技術開発も進み、カラマツ材を使った住宅も多くなってきていますね」と話していました。
(09年12月04日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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