3路線すべて中止へ/大規模林道/真下道議に答弁 | 09.11.09 |
日本共産党の真下紀子道議は、9日の道議会決算特別委員会で、道内で計画されている緑資源幹線林道(大規模林道)事業(滝雄・厚和線、平取・えりも線、置戸・阿寒線)について道の姿勢をただしました。真下氏の追及に、石井直志水産林務部長は、「事業の実施は難しい」などとのべ、中止の意向を示しました。
共産党道議団は、自然環境をこわし、地元負担が大きく、何より必要性のない大規模林道事業の中止を一貫して求めてきました。
10月8日に道がまとめた「論点整理」での事業の緊急性や妥当性の評価をただした真下氏は、関係15自治体のうち、継続を要望したのが新ひだか町のみで、唯一、事業継続の可能性があるとみられた「平取・えりも線」の「静内・三石区間」でも厳しい状況にあることを指摘。「そうすると、3路線の全区間で中止するということになるのではないか」とただしました。
石井部長は、費用対効果が低いことや、地元に事業実施の要望がないなどとして、3路線それぞれについて、「事業の実施は難しい」とのべ、「できるだけ早い時期に、判断していく」と答えました。
(09年11月11日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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