インフル対策/接種費用助成を検討/党道議団要請に | 09.10.28 |
日本共産党道委員会と党道議団は28日、新型インフルエンザ対策の強化と住民負担の軽減を求め、高橋はるみ知事に対し、緊急に要望しました。
畠山和也道政策委員長、花岡ユリ子、真下紀子両道議、金倉昌俊札幌東区道政対策委員長が申し入れ、河合裕秋保健福祉部長が対応しました。
河合部長は、はたやま氏らの要望に対し、保険者が資格証明書発行にあたって、「特別な事情」を把握しているかどうか調査していくとのべたうえで、低所得者に対する接種費用の助成を検討していることを明らかにしました。
花岡氏は、冬に向け患者が増えることが予想されるとして、安心してワクチン接種できるようにすることを求め、受診抑制を引き起こさないために、国保証の取り上げをやめ、短期保険証への切り替えを強く求めました。
真下氏は、広尾町や音更町、むかわ町などで、ワクチン接種代の免除、軽減など独自対策に踏み出していることを紹介し、「だれでもワクチンを受けられるよう、道としても助成をすべきだ」とのべました。
はたやま氏は、基礎疾患を持つ人が多く重症化しやすい高齢者と接する介護現場が苦労しているとのべ、「インフルエンザ対策をとるうえで財政的にも大変。感染を拡大させないために事業者に対し支援が必要だ」と訴えました。
河合部長は「現場の意見をききながら、必要な対策を打つ」と答えました。
(09年10月29日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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