指定管理者、5高校廃止・・・/花岡道議が反対討論 | 09.10.09 |
定例道議会は9日、最終本会議を開き閉会しました。日本共産党の花岡ユリ子道議は、10議案について反対討論を行いました。
この中で、花岡氏は「指定管理者制度」を拡大し道営住宅の大半に導入するための議案について、導入済みのところでは入居者から「サービスが悪くなった」との声が出ていることを挙げ、「経費削減と引き換えにサービス低下を招く」と反対を表明しました。
喜茂別、沼田、風連、和寒、浦幌の高校5校廃止の議案には、「浦幌−帯広にいたってはJRとバスを乗り継いだ通学に110分もかかる」と深刻さを挙げて「廃止されるべきは『教育を受ける権利』を奪う『新たな高校教育に関する指針』である」と批判しました。
真下紀子議員は、全国学力テストの継続・充実、ダム事業推進などの意見書案に対し反対討論に立ちました。
真下氏は「ダム建設中止を含む見直しの流れが大きく広がってきた」とし、“ダム建設先にありき”ではなく、「地域住民の声、自然環境保全を求める声など、多様な意見を十分配慮し、透明性の高い議論が不可欠だ」と強調しました。
(09年10月10日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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