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道議団の動き
道民生活守る対策を/知事に緊急要望 09.07.22

道民生活守る対策を

党道委・道議団が知事に

日本共産党道委員会と党道議団は22日、来月5日の臨時道議会を前に、景気・生活悪化と雇用破壊から道民の生活を守る緊急要望を高橋はるみ知事に行いました。花岡ユリ子道議と金倉昌俊札幌東区道政対策委員長が訪れ、高原陽二副知事が応対しました。

要望は①国の追加経済対策による14基金すべてに積み立て、活用に踏み出す②医療施設耐震化基金の早期造成・活用のため関係市町との協議を急ぐ。財政力の弱い自治体に道費助成を検討する③高校の入学金・授業料が払えないため進学・就学継続が困難な子への授業料減免、返済不要の奨学金制度を確立する④市町村の住宅リフォーム事業への道助成制度を確立する―を盛り込んでいます。

花岡氏は「拠点病院の耐震化をすすめることが重要です。地震が多発する根室や釧路では、特に優先的に対応する必要があります」と対策を迫りました。

高原副知事は、医療施設の耐震化は調査中だと述べるとともに、「根室市からも要望が出ると思うので、事業化に向け、急ぎたい」と回答しました。

金倉氏は「景気が悪化して仕事がなくなった中小零細の建設業者が生活保護を受けざるを得ないケースが続出しています」と生活相談で寄せられた事例を紹介。「道も小口の仕事を大いに増やしてほしい」と景気・雇用対策のため、より広く請負・委託業者に発注するよう求めました。

(09年07月23日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)