党道議団/国、道に450項目要請 | 09.06.08 |
日本共産党道委員会と党道議団は8日、道と国出先機関などに要請をくり広げました。
要請は、各地方議員が毎年、切実な要求を持ち寄り、来年度予算と当面の行政運営に反映させるよう実施しているもの。雇用、教育、福祉など450項目にのぼっています。
宮内聡国会議員団道事務所長、岡ちはる党道医療・福祉対策委員長、さとう昭子党道パート労働相談室長、渡辺ゆかり党道東政策委員長と花岡ユリ子、真下紀子両道議、市町村議員と候補ら60人が参加しました。
要請に先立ち宮内氏は、石油業界関係者との懇談でソマリアヘの自衛隊派兵が話題になり、「党の政策への理解が広がった」と紹介、花岡氏は「住民要求を前進させ、地元に返しましょう」、真下氏は「議員団みんなで総選挙勝利へ頑張りましょう」とあいさつしました。
保健福祉部に対し、「産科の常勤医師を配置し、地域で安心して子どもを産み育てられるように」(余市町、浦河町)、「釧路の発達障害者支援センターで十勝、釧路、根室、網走の広域をカバーしている。道が責任を持って設置計画を」(釧路市)、「生活保護の車所有は、実態にあった対応を。冬期加算の延長を」など122項目の要望が出されました。
道側は、根室の地域医療を守る一環として「紋別高等看護学院に根室からの推薦入学枠を設けた」と回答。夕張の救急医療体制では「消防と連携して二次、三次の救急医療機関への搬送を強化したい」と語りました。
9日には、道庁各部のほか、雇用能力開発機構、労働局、開発局などと交渉します。
(09年06月09日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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