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道議団の動き
核兵器廃絶/リーダーシップ発揮を/知事、議長に要望 09.05.27

核兵器廃絶

リーダーシップ発揮を

党道委と道議団知事、議長に要望

日本共産党道委員会と党道議団は28日、高橋はるみ知事と釣部勲道議会議長に北朝鮮の核兵器保有計画を断念させるとともに、核兵器廃絶にむけてリーダーシップを発揮するよう求める要望書を提出しました。花岡ユリ子、真下紀子両道議と畠山和也党道政策委員長、金倉昌俊党東区道政対策委員長らが同行しました。

要望書は、北朝鮮の核実験について、北東アジアの平和を脅かすものであり、「断じて許されない」と指摘。知事と議長に①来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた核兵器廃絶国際署名への賛同②北朝鮮が核兵器開発を断念し、6カ国協議に無条件復帰するよう日本政府の外交努力を働きかける―を求めています。

立川宏・道危機管理監は「(志位和夫委員長の)オバマ米大統領への書簡はニュースで知っています」と述べ、花岡氏は「米政府から党中央委員会に正式の返書が届きました」と答えました。

真下氏は、道内100人以上の市町村長が核兵器廃絶国際署名に賛同していると指摘、「知事にも署名いただきたい」と要望しました。

鰹谷忠副議長を訪れた花岡氏は、北朝鮮の核実験は許せない、「核兵器廃絶は世界の大きな流れになっている」と強調しました。

真下氏が「道議会として核兵器廃絶のなんらかのアピールを」と呼びかけたのに対し、鰹谷副議長は「そのための議論は必要ですね」と応じました。

(09年05月29日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)