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道議団の動き
人間らしく働く社会に/道庁前で訴え 09.02.24

人間らしく働く社会に

党と道議団道庁前で訴え

道議会定例会がスタートした24日朝、日本共産党道委員会と党道議団は、札幌市の道庁前で「道民の雇用や暮らし、環境を守るために全力で頑張ります」と通勤を急ぐ職員に花岡ユリ子、真下紀子両道議、金倉昌俊札幌東区道政対策委員長が訴えました。

道委員会の勤務員らが「派遣切り」を許さず、「ルールある経済社会」へと転換を訴える「しんぶん赤旗」2月号外を配ると、次々に受け取りました。

76年前の2月20日に虐殺された日本共産党員作家・小林多喜二に触れ、「『蟹工船』のラストに書いた『立ち上(が)った。もう一度』というのは、『年越し派遣村』が浮き彫りにした派遣労働者の問題につながります」と語りかけた花岡氏。「大企業がため込んだ内部留保のごく一部を取り崩すだけで40万人の労働者の雇用を守ることができます。私たちは労働者が人間らしく働くことが

できる社会、政治に変えるために力を尽くします」と強調しました。

真下氏は、小泉「構造改革」で雇用破壊が深刻化し、社会保障や地方財政がズタズタにされたと指摘し、「北海道で安心して暮らせる施策への転換がいまこそ必要です」と述べ、介護保険や地域医療、環境問題などで道民の立場で論戦をくり広げますと表明しました。

定例会は来月25日まで、2009年度予算案を審議します。日本共産党からは、花岡氏が一般質問(3月12日予定)に、真下氏が予算特別委員会の質疑に立ちます。

(09年02月25日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)