深地層研 処分場になる懸念/花岡道議が知事ただす | 08.09.24 |
日本共産党の花岡ユリ子道議はこのほど、道議会で日本原子力研究開発機構・幌延深地層研究所の問題を質問しました。(9月24日第3回定例会一般質問)
資源エネルギー庁が7月末、隣接地に高レベル放射性廃棄物の最終処分場の展示施設を新たに建設すると発表し、党道議団は8月、深地層研究所に調査に入り、地下水の貯留やぜい弱な岩盤を確認してきました。
花岡氏は、研究期間が残り12年しかないのに、今後20億円をかけてPR施設を建設しようとしていることで研究にとどまらず処分場にされるのではないかという不安が道民のなかに広がっていると指摘しました。
高橋はるみ知事は、道と町、機構3者が2000年に結んだ放射性物質の持ち込みをさせない協定を今後も順守すると答えました。
花岡氏は、機構の会議記録に「研究場の要件と処分場の要件がまったく関係ないというのは誤解を招く恐れがある」との記述があり、裏をかえせば研究場が処分場にもなりうる懸念があるのではないかと改めて知事の見解を求めました。
高橋知事は「三者協定を順守する」との答弁にとどまりました。
(08年10月07日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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