命・健康守る施策を/医師不足などで真下議員 | 08.09.26 |
日本共産党の真下紀子道議は26日の道議会予算特別委員会で質問に立ちました。深刻な医師・看護師不足や汚染米問題を取り上げ、道民の命と健康を守るための道民の立場に立った施策を道保健福祉部に迫りました。
真下氏は、病院勤務者の離職率は12・7%で「推計すると全道で6000人が離職していることになる」と深刻な状況を示しました。
看護職の離職者防止対策、新卒就労者の技術向上策を問いただすとともに、「日本看護協会は短時間正職員制度を提案しており、効果的な制度だと思うがどうか」と道側に提案しました。
高橋則克保健医療局長は「道では札幌と旭川でモデル的に行っており、定着に有効と考えているので、道看護協会とも連携して普及に努めてまいりたい」と答弁しました。
汚染米問題で、真下氏は「道民の食の安全への不安ははかり知れない」と述べ、国が義務として受け入れてきた「ミニマムアクセス米」の道内への流入量をただしました。
飛田三郎道食品衛生課長は、2007年度の道内への輸入量のほぼ全量がミニマムアクセス米だと答弁。05年から07年で21万6000トンが道内の港湾で輸入されたことが明らかになりました。
真下氏は「食の安全で道民の願いは、消費者の立場に立った食品行政を求めている」として、道側に食の安全確保のための体制を強く要求しました。
(08年09月27日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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