地球温暖化どう防ぐ/党道委が講演と集い | 08.08.28 |
地球温暖化の抑止に向けて、ともに考え力を合わせようと、日本共産党北海道委員会は28日、札幌市内で「地球温暖化を考える講演とつどい」を開きました。
行政担当者や建築者、自然保護団体の関係者など約70人が参加しました。
つどいでは、真下紀子道議と党中央政策委員会の佐藤洋氏が講演。真下氏は、北海道には風力はじめ多様な自然エネルギー源があるとし「明確な環境政策が必要だ」とのべました。
佐藤氏は、欧州では産業界も率先して地球温暖化対策に取り組んでいると紹介するとともに、日本政府がこの問題で不熟心な態度に終始するなか国際的な批判を受けていると告発しました。温暖化ガスの最大排出者である産業界に、実効ある規制策をもうけさせるべきだという党の見解を紹介しました。
両氏のパワーポイントを用いた講演に、時に「ほぉーっ」と感心する声が漏れ、「ユーザーから断熱性を上げてほしいとの依頼が増えている。温暖化への関心の高まりを感じる」(建築関係者)、「孫などから『どうしてアメリカや日本は削減しないの』と聞かれる。運動を広げるうえで何が必要か」(教員退職者)などの意見が交わされました。
岡ちはる党道医療・福祉対策委員長が閉会あいさつをしました。
(08年08月30日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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