高校入試改変 高教組・道教組が抗議声明 | 08.06.23 |
道教育委員会が来春の高等学校入学選抜方法を改変すると表明したことに対し、道高教組と道教組は23日、「子どもたちを置き去りにしたもの」とする抗議声明を発表しました。
声明は「『受験競争の激化に拍車をかけると一貫して反対し、来春からの実施は絶対に避けるべきだ』と働きかけてきたが、導入を強行した」と批判。その理由として、①総合学科高校の推薦入学者の範囲を現行の30%から50%に引き上げるのは、残された一般受験の定員伜を狭め、現状以上に受験生を苦しめる ②学力検査問題の出題方法の「改善」と称して、国語・数学・英語の問題に学校の裁量で追加して出題するのは、受験生や保護者を右往左往させ、受験競争をいっそう激しくする―と指摘しています。
道民から十分に意見を聞く機会も持たず、来春からの拙速な実施は認められないとし、計画案の凍結を求めています。
(08年06月26日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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