派遣労働の実態調査へ 道が初めて表明 | 08.06.24 |
「労働福祉実態調査に新たに派遣労働に関する項目を設け、実態把握に努める」と道の渡辺健経済部長が表明しました。
24日の道議会予算特別委員会で、日本共産党の真下紀子道議の質問に答えました。
真下氏は道内の雇用状況について質問。道経済部は、正規労働者が2002年の140万人から07年の137万人に減少し、非正規雇用が02年の69万人から79万人に増加しているとのべました。
真下氏は、道の実態調査の対象が事業者に限定され、労働者から聞き取りをしていないと指摘。「これだけ雇用状況が悪化している状況を直視し、非正規、派遣労働者に焦点をあてた実態調査をして対策を講じるべきだ」と迫りました。
答弁は、道として派遣労働についての実態調査を行うことを初めて明らかにしたものです。
(08年06月25日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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