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道議団の動き
2定一般質問(5)/アイヌ民族 雇用安定はかれ 08.06.18

アイヌ民族

雇用安定はかれ 花岡議員が知事に要求

日本共産党の花岡ユリ子道議は18日の道議会一般質問で、アイヌ民族の生活と人権をどう守るかについて、高橋はるみ知事に質問しました。

花岡氏が6日に国会で「アイヌを先住民族とすることを求める決議」が採択されたことを受け、「国と道がアイヌの社会や文化、生活に大きな打撃を与えた歴史がある。今なおいわれのない差別と苦しみを与え続けている現実に対し、強制同化政策の誤りを認め、知事は謝罪すべきではないか」「アイヌ民族の生活と人権を守る施策の実施にあたり、道は当事者が参加する常設的な審議機関を設置するべきだ」と強く求めました。

高橋知事は「アイヌの社会生活や経済的地位の向上と民族の誇りが尊重される社会の実現に向け、生活向上に関する推進方策やアイヌ文化の保存・継承などの施策に努める」と答弁しました。

花岡氏は、道のアイヌ生活実態調査報告書に基づき、「就業先は個人経営の事業所が多く、不安定雇用も特徴」と指摘。「アイヌの雇用で事業所の税金が軽減されるなどの対策を講じ、雇用の安定で生活向上をはかるべきだ」と要求しました。

(08年06月25日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)


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