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道議団の動き
2定一般質問(2)/75歳以上医療制度国に廃止求めよ/花岡道議が追及 08.06.18

75歳以上医療制度国に廃止求めよ

第2回定例道議会一般質問 花岡道議が追及

高橋知事 「ともに支え合う制度」と強弁

18日の道議会一般質問で、日本共産党の花岡ユリ子道議は、75歳以上のお年寄りに高い保険料負担と差別医療を押しつける後期高齢者医療制度の廃止を国に求めるよう高橋はるみ知事に迫りました。

花岡氏は、全国で最も多い630人が不服審査請求をしていると指摘し、「国民はこの制度自体の廃止を求めている。きっぱりと廃止すべきと考えないのか」と追及。全国と比べても高い保険料をせめて全国並みに軽減し、65歳以上の重度障害者の強制加入をやめる、高齢者への無料健診を実施するよう高橋知事に求めました。

高橋知事は、この医療制度を「現役世代と高齢者で、ともに支え合う制度」と居直り、保険料については「軽減策を購じている」と回答。障害者への制度加入強制については「市町村の意見と財政負担を勘察した。実態把握をすすめている」と答弁しました。

花岡氏は「全国と比べて保険料も高い高齢者の健診に道が支出したのは56円80銭だ。これでどんな健診ができるというのか。高齢者への思いやりが足りない」と厳しく指摘しました。

(08年06月19日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)


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