鳥インフルエンザ 渡辺党道東政策委員長、道議ら野付半島を調査 | 08.05.15 |
鳥インフルエンザ問題で揺れる野付半島に日本共産党の渡辺ゆかり党道東政策委員長と党道議団は15日、現地調査に入りました。花岡ユリ子、真下紀子の両道議と、中村忠士、瀧川栄子両別海町議らは、別海町の野付ネイチャーセンターで、根室支庁、別海町の担当者から報告を受けました。
別海町で5日に発見されたオオハクチョウの死骸(しがい)から、強毒性を持つH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出され、サロマ湖畔でもオオハクチョウの死骸からウイルスが検出されました。
別海町や中標津町では、情報収集や巡回監視を強め、風評被害を防ぐため、住民の感染不安に関する相談窓口の設置と対応に追われています。
根室支庁の猪飼秀一副支庁長は「心配しているのは、養鶏場での感染です。発見場所の30キロメートル以内の5戸で消毒液の散布をしています。今年もまた渡り鳥はやってきますが、そのときの対応も必要になります」とのべました。
渡辺、花岡氏らが「いままでも可能性はあったのではないでしょうか」とただすと。別海町の秋森正弘産業振興部長は「いままで事例はありませんでした。町では海岸線を中心に一日2回パトロールを実施し、実態の把握をしています」と答えました。
花岡道議らはその後、ラムサール条約登録地でトドマツ林が立ち枯れした奇景「トドワラ」などの景観で知られる野付半島の遊歩道を見て回り、ネイチャーガイドからの説明を受けながら調査を続けました。
(08年05月17日付「しんぶん赤旗」北海道のページより)
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