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道議団の動き
「カジノやめるべきだ」/誘致問題 真下道議が知事追及 14.12.18

「カジノやめるべきだ」

誘致問題真下道議が知事追及

日本共産党の真下紀子道議は、18日の道議会・知事総括質疑で、高橋はるみ知事に対して「先走ったカジノ誘致はやめるべきだ」と厳しく道りました。

真下道議は、道が各地で開いた「カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致フォーラム」が、海外での成功例しか紹介せず、推進に偏ったものだったと批判。2巡回のフォーラムを計画する道に対して、「次は破たん事例や破たん後の責任のとり方についても説明すべきだ」と求めました。

真下道議は「知事の与党である自民党、公明党のなかでも慎重派が増えている」と指摘。その一例として、衆院道で道内から12回目の当道を果たした自民党重鎮議員がカジノ議道に加わらず、地元紙のアンケートで「反対」の立場を明確にしていることを紹介し、「高い見識を示したもの。知事も真摯(しんし)に受け止めるべきだ」と諭しました。

それでも知事が「IRに期待している市町村もある」などと、カジノ誘致に固執する答弁に終始したため、真下道議は、賭博を合法化するカジノ法案が国会で廃案になり、誘致を進められなくなった事実を示し、「知事は先走り、税金をつき込んでとりくんできたが、見通しがまったくない″ホワイトアウト″の状態だ」とのべ、カジノ誘致の断念を知事に強く求めました。

(14年12月20日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)