日本共産党 北海道議員団ホームページ
ホーム
道議団の動き
礼文町豪雨/避難対策 国に求める/真下道議調査 14.09.10

礼文町豪雨

避難対策 国に求める

真下道議調査町長らと懇談

桃岩トンネルそばの崩落現場を調査する真下道議桃岩トンネルそばの崩落現場を調査する真下道議(左から2人目)=9月10日、北海道礼文町

北海道

日本共産党の真下紀子道議は9月10日、北海道礼文町で、死者2人を出した8月24日の豪雨による土砂災害現場を調査しました。

真下道議は被災した島北部の同町船泊地区の住宅跡地を訪れ、献花し、黙とうしました。

真下道議は、道宗谷振興局稚内建設管理部礼文出張所の清水研二所長の案内で、13カ所で崖くずれがあり、一時通行止めになった道道元地香深(もとちかふか)線の現場などを調査しました。

町役場で真下道議は、小野徹町長、村井政春副町長と懇談。小野町長は、津波には気をつけていたが未曽有(みぞう)の大雨は予想してなかったと話しました。

礼文町の年間降水量は例年1000mmですが、土砂災害があった日の24時間降水量は200mmを超えて観測史上最高を記録。川が氾濫し、がけ崩れがいたるところで起こり、その対応に追われ、町の避難勧告は遅れました。

小野町長は「役場職員が駆けつけられないこともあるので、今後は住民と連携しながら避難することも必要」とのべました。

真下道議は「災害の甚大さを実感しました。早急な復旧とあわせ、実効性のある避難対策をつくるよう国と道に働きかけたい」と話しました。

(14年09月12日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)