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道議団の動き
憲法が生き、道民の声が届く道政へ/党・道議団が重点要望 14.05.27

くらし最優先・原発もカジノもいりません!

憲法が生き、道民の声が届く道政へ

党・道議団が副知事に重点要望

荒川副知事(左)と懇談する(右から)青山、菊地、森、真下、宮川、石川、佐野の各氏
荒川副知事(左)と懇談する(右から)青山、菊地、森、真下、宮川、石川、佐野の各氏=27日、北海道庁

日本共産党道委員会と道議団は5月27日、高橋はるみ知事にたいし「当面する行政執行と2015年度予算編成等に関する要望」をおこないました。

党道委員会・道議団の対道交渉に合わせて実施した要請には、青山慶二道委員長、真下紀子道議、宮川潤札幌市議(東区)、佐野弘美札幌北区くらし・雇用若者対策室長、菊地葉子小樽地区道政相談室長、石川明美釧路市議と森つねと国政相談室長が参加。道は荒川裕生副知事が応対しました。

荒川副知事の回答要旨

再稼働
新規制基準に従って厳格な審査している。国が責任を持って手続きを明確にすべき。
大間
エネルギー政策上、安全上の必要について国が説明を。
幌延
3者協議、道条例を今後とも遵守する。
医療・介護
持続可能な社会保障制度維持は大事(と総合法案に理解示す)。介護職員確保について、処遇改善交付金の効果を調査し、国に要請していく。
カジノ
社会的影響懸念される。

各予定候補が発言

要請では、安倍「暴走政治」のもとで進められる集団的自衛権行使の解釈改憲について、真下道議が、憲法を道政に生かす立場から反対の立場を表明すべきではないかと提案。特養待機者解消が課題となっている札幌市から宮川氏が「道による市町村支援を」、佐野氏は看護師の立場から「不足している看護師の養成数の増員」を要請。

釧路市の石川氏が「道東が核廃棄物処分地の適地の一つに。核政策の転換で原発ゼロを」、小樽市の菊地氏は「カジノ誘致が街をゆるがしている。市民置き去りにすすめてはだめ」とそれぞれ発言しました。

〔七つの重点要望〕

  • 原発も核のゴミもない北海道を。再生可能エネルギーの爆発的な拡大を
  • 災害に強い北海道を。ハード、ソフト両面の対策を強化し道民の命守る
  • TPPへの反対貫き、交渉からの撤退を強く求めること
  • 消費税増税に反対し、医療・介護・福祉、子育て・教育の充実を
  • 道民の雇用と地元企業の経営、農林水産業を応援する経済対策を。カジノ誘致に反対する
  • 地域政策、交通政策、行財政政策‐地域住民、自治体を応援する道政に
  • 憲法を道政に生かす

(14年06月01日付「ほっかい新報」より)