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暮らし守る運動を/明るい会 札幌で道政懇談会 14.02.17

TPP・原発・雇用・教育・国保…

暮らし守る運動を

明るい会札幌で道政懇談会

道内の深刻な実態が出された懇談会で報告する真下道議
道内の深刻な実態が出された懇談会で報告する真下道議(中央)=17日、札幌市

明るい革新道政をつくる会(略称・明るい会)は17日、札幌市内で、道政問題懇談会を開催しました。労働組合や民主団体の代表ら22人が参加、日本共産党の真下紀子道議、菊地よう子小樽地区副委員長、宮川潤札幌市議団幹事長も出席しました。

真下道議は、「(道予算の)あらゆる費目をかんな掛けしてきた」という高橋はるみ知事の発言を紹介。消費税増税の対策を含め、道民の暮らしを守る立場で論戦していく決意を表明しました。

黒澤幸一代表世話人(道労連議長)は、道内で環太平洋連携協定(TPP)や原発問題をはじめとする「一点共闘」や、雇用問題で連合との共同がすすむなど新しいたたかいがはじまっていることを紹介し、「道政がどういう立場に立つのかが問われている」とのべました。

高教組の代表は、道教委がすすめる「ハイレベル学習セミナー」について、「頭のいい子だけをのばす」もので、教育の機会均等を奪うものだと批判しました。

新婦人の代表は、道教委の「君が代」押しつけ問題を告発。旭川市内の小学校で、宿題として「家で『君が代』を3回歌う」練習が出されている実態を紹介しました。

ほかにも中小企業支援を民間コンサルタント会社任せにする事業見直しや、市町村国保の「短期証」発行問題、道営住宅の修繕費拡充などさまざまな期待と要望が寄せられました。

真下道議は、「みなさんの運動と連携して前進させていきたい」と語りました。

(14年02月19日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)