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道議団の動き
泊再稼働認めるのか/道議会委 真下議員が知事ただす 13.07.03

泊再稼働認めるのか

道議会委真下議員が知事ただす

日本共産党の真下紀子道議は3日、道議会予算特別委員会で泊原発の再稼働について高橋はるみ知事にただしました。

北海道電力は原子力規制委員会が決定した「新規制基準」が8日に施行されるのに合わせて、泊原発の再稼働を国に申請する予定です。原発の再稼働をめぐる問題で、北電は真下道議の問い合わせに「新たな規制基準においては、シビアアクシデント(過酷事故)対策に関しての規制項目が新設されており、それに的確に対応することにより事故は防げる」と、「新基準」さえ守れば原発事故は起きないかのように回答しています。

真下道議は北電の回答について、「新たな安全神話に立つものではないか。知事の認識はどうか」とただしました。

高橋知事は「最新の知見を反映した新規制基準に基づいて、厳正な審査が行われるべきだ。事業者(北電)は規制基準を満たすことはもとより、安全向上にむけた不断の取り組みを行っていくべきものだ」と北電と同様の立場を表明しました。

真下道議は「原子力は危険だという認識に立っていない」と北電任せの対応を批判し、地元自治体として再稼働を容認しないよう求めました。

(13年07月06日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)