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道議団の動き
肝炎検査促進求める/真下議員が質問 13.06.17

肝炎検査促進求める

道議会委真下議員が質問

肝炎検査促進を求める真下道議
肝炎検査促進を求める真下道議=17日、北海道議会

日本共産党の真下紀子道議は、北海道議会保健福祉委員会で17日、ウイルス肝炎検査の取り組みを促進するよう道に求めました。

集団予防接種の注射器使い回しによるB型肝炎ウイルスの感染被害者が、国に損害賠償を求めているB型肝炎訴訟は、国が責任を認めた基本合意から2年が経過しました。被害者に対して早期発見による治療と救済が急がれます。

道保健福祉部は、国の要綱や健康増進法に基づいて道内の自治体が実施するB型・C型ウイルス検査を受けた道民は23万人を超えていることを明らかにしました。道保健所の検査による陽性率は2.9%となっています。

11年度以降、40歳以上を対象に5歳きざみに個別に検査を勧める無料検査も取り組まれています。道は「今後、肝炎検査の受検の促進と肝炎に関する正しい知識の普及啓発に努める」とこたえました。

(13年06月20日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)

[資料]

道・市町村によるウイルス検査実施件数
09年度10年度11年度
北海道559340375
陽性10(1.8%)陽性10(2.9%)陽性11(2.9%)
札幌市71,34155,62449,598
市町村13,36611,94632,977
合 計85,26667,91082,950
3年間の合計236,126