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基本給などフルタイムと同等/看護師の短時間正職員増加 12.11.23

基本給などフルタイムと同等

北海道看護師の短時間正職員増加

看護師が育児や介護などをしながら働き続けられることを目的に「短時間正職員制度」を採用する病院が、北海道で着実に増えています。2011年度の2病院から12年度は8病院へ、今後さらに13病院が予定しています。道が、真下紀子日本共産党道議に答えました(11月6日、道議会保健福祉委員会)。

道の「看護職員需給見通し」(実人員)によると、12年度の「退職等による減少」は約9400人で、「再就業」を約1400人上回る見込みです。同制度は看護師の離職防止と復職支援を目的に、日本看護協会などが普及を進めてきました。人件費や福利厚生費等の2分の1を公費で補助します。

厚生労働省のホームページによれば、短時間正職員は有期雇用でないことや時間当たりの基本給、社会保険、昇進昇格などでフルタイム正職員と「同等」なことが条件です。

このような「均等待遇」が、医療機関以外にも広がることが期待されます。

(12年11月23日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)