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大間原発建設凍結 共同で/函館市長ら道知事に求める 12.10.04

大間原発建設凍結 共同で

函館市長ら道知事に求める

高橋道知事に大間原発での要望を伝える函館市長ら
高橋道知事に大間原発での要望を伝える函館市長(右から4人目)ら=4日、札幌市中央区道庁

北海道の工藤寿樹・函館市長、高谷寿峰・北斗市長をはじめ道南3市町の首長、経済団体代表ら7人は4日、道庁内で高橋はるみ道知事に、東日本大震災後、工事が中断している電源開発・大間原発(青森県大間町)の建設凍結に向け、共同歩調を取るよう協力を求めました。

工藤函館市長は、大間原発がプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を全炉心で使用する世界初の原発であることなどの理由をあげ、「多くの疑問に目をつぶって、福島原発事故後、たった1年半で工事を再開するなどは暴挙としか言いようがありません。こうした切実な声をおくみいただいて政府や電源開発に厳しく対処していただきたい」と訴えました。

高橋知事は大間原発の工事再開は大変遺憾だとして「できる限り早く、必要性などを明確にするよう国に求めたい」と答えました。

(12年10月05日付「しんぶん赤旗」より)