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道議団の動き
PCB保管規定を検討/道議会委で真下議員に答弁 12.11.12

PCB保管規定を検討

道議会委で真下議員に答弁

東日本大震災の津波によって200基以上のPCB廃棄物が流出した問題で、北海道は有害廃棄物の規定を「地域防災計画」に設ける考えを明らかにしました。このほど行われた道議会決算特別委員会で日本共産党の真下紀子議員に答弁したものです。

PCB廃棄物は全国5カ所で無毒化処理が進められています。室蘭市の施設では、北海道と東日本15県分を処理し、事業者が道・県に保管状況を届け出ています。しかし指導権限は道・県にあり、市町村は関与していません。

真下道議は、津波や地盤液状化が予想される地域でのPCB廃棄物の適正保管について質問し、「長崎県では地域防災計画に『県と市町がPCBなど有害廃棄物を把握するよう努める』との文言を盛り込んでいる」と紹介しました。

道側は「有害廃棄物の取り扱いについて(防災計画の)見直し作業の中で検討していく。市町村とは情報を共有していく」と答えました。

(12年11月27日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)