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道議団の動き
人件費 JRが負担を/並行在来線三セク 真下道議迫る 12.07.06

人件費 JRが負担を

並行在来線三セク真下道議迫る

討論に立つ真下道議
討論に立つ真下道議=6日、札幌市(写真は道議会中継録画より)

北海道議会第2回定例会は6日、本会議を開き、11件の議案などを可決し閉会しました。日本共産党は、約42億円の補正予算案など4件の議案に反対しました。

真下紀子道議は討論で、北海道新幹線(新青森―新函館間)が2015年度予定で開業されるのに伴い、並行在来線の第三セクター会社の設立に向け、JR北海道から派遣される職員人件費を道が全額負担することについて「法的根拠はない」と指摘。「並行在来線の経営分離によりJRの負担は軽減され、その分を(三セク鉄道を経営する)道と地元自治体がかぶる」ことになるとして、JRが人件費を負担すべきだと主張しました。

北海道エアシステム(HAC)への1億1500万円の財政支援は、全会一致で可決。日本共産党以外の会派は、道の提出議案すべてに賛成しました。

意見案・決議案では、全国健康保険協会(協会けんぽ)への国庫補助率引き上げを求める意見書など8件が全会一致で可決。日本共産党は、東京オリンピック招致決議など2件に反対しました。

(12年07月12日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)