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やらせ全容解明せよ/道原発連・道労連 北電に申し入れ 11.09.06

やらせ全容解明せよ

道原発連・道労連北電に申し入れ

原発問題全道連絡会と道労連は6の辞任の検討や、同3号機の営業運転中止、北電役員・幹部社員による高橋はるみ知事への政治献金をやめることなども求めました。

北電の担当課長は、「やらせ」問題を調査する第3者委員会の設置を報告する一方、冬場の電力需要が供給力を上回るとして、「万全を期して3号機を運転する」と運転固執の姿勢を示したほか、献金は「個々人の判断」と見解を述べました。

これに対し道原発達の菅野一洋代表委員は「原発に賛成でも反対でも、言論を通じて争うのが民主主義の基本だ」と厳しく指摘。

日本共産党の畠山和也副委員長は「公益企業の北電が果たすべき役割は、(原発に対する)住民の不安を(社員の)組織動員で抑えるのでなく、説明責任を果たすことだ」と強調したうえで、「やらせ」はプルサーマル導入の政策決定をゆがめた「政治的重大問題」だと述べました。

申し入れ後、本店前で60人が抗議の宣伝を実施しました。

申し入れに参加した新婦人の女性(62)=札幌市豊平区=は、「原発と共存することはできない。プルサーマル計画は撤回してほしい」と語っていました。

(11年09月07日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)