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道議団の動き
共産党が被災者激励/北海道むかわ町 11.03.12

共産党が被災者激励

北海道むかわ町宮本衆院議員ら

日本共産党の宮本岳志衆院議員は12日、津波被害のあった北海道むかわ町の避難所で、被災者を激励しました。明るい革新道政をつくる会の宮内さとし代表世話人、花岡ユリ子道議が同行しました。

むかわ町では、沖合に避難した29隻の漁船が、津波警報の解除を待って停泊しています。

町営の宿泊施設「四季の館」には海岸沿いの汐見地区、晴海地区の漁民と家族ら80人が避難し、一夜を過ごしました。

汐見地区自治会長さん(62)は、「人的被害はないようだが、港に近づけないので、船や倉庫にどのくらいの被害が出ているのかわからない」と不安な様子で語りました。

毛布にくるまった女性は「船の中にいる夫と携帯で連絡を取っていたが電池が切れてしまった。食料がなくなるのも心配です」と訴えました。

避難者の食事や健康状態を聞いた宮本議員は「避難所生活が長くなると、医療体制が大切になります。要望は何でも伝えてください」と激励。避難している住民らは「励ましてくれてうれしいです」と話していました。

宮本議員らは町災害対策本部で、冨士隆久副町長から被害状況の説明を受け、今後の対策について懇談しました。

宮内氏は町に、「高齢者や持病のある避難住民を、ホテルや病院に移してほしい」と要請しました。

(11年03月13日付「しんぶん赤旗」より)