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道議団の動き
原発固執知事を批判/道政懇談会 真下議員が報告 11.11.17

原発固執知事を批判

道政懇談会真下議員が報告

講演する真下道議=17日、札幌市
講演する真下道議=17日、札幌市

道議会での日本共産党の役割を学ぼうと、党札幌東区地区委員会は17日、「道政懇談会」を開催し、88人が参加しました。金倉昌俊地区委員長の開会あいさつ後、真下紀子道議が報告しました。

「泊原発問題一つとっても、日本共産党の議員がいてよかったと実感する」と話し始めた真下道議は、泊原発の再稼働中止などを求めた16日の東京での経産省交渉について触れた後、泊原発3号機の営業運転再開の経過を紹介。1・2号機が定期検査に入るなかで、3号機が営業運転を停止したままでは、原発がなくても電気はまかなえることを証明してしまうので営業運転に踏み切ったと指摘しました。

真下道議は、高橋はるみ知事が原発に固執する背景に、北電との深いしがらみがあると強調。党道議団の調査で、高橋道政になってからの道幹部OBの北電と関連子会社への天下りや、北電役員による知事への組織的献金を明らかにしてきたと振り返りました。

さらに、同3号機建設をめぐって、北電社員や取引業者のほか、三菱重工、大成建設、原子炉容器を製造する日本製鋼所など「原発利益共同体」が総ぐるみで世論偽装を行っていた実態を、党道委員会とともに明らかにしたと述べました。

北海道の自然エネルギーの可能性について語った真下道議は、原発依存のエネルギー政策を転換するために、「北海道で衆議院の議席を必ず」と畠山和也道政策委員長の活動を紹介しました。

フロアからも発言がありました。

(11年11月20日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページよりより)