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道議団の動き
4道立高廃止を批判/真下議員が反対討論 11.10.07

4道立高廃止を批判

道議会真下議員が反対討論

第3回定例道議会は7日、東日本大震災対策費約72億円を計上した総額257億8千万円の一般会計補正予算や「再生可能エネルギーの推進に関する決議」などを可決して閉会しました。

日本共産党の真下紀子議員は、その中で大資産家向け優遇税制の延長や高校廃止に反対して本会議で討論しました。

真下議員は道税条例の一部「改正」について、「教育・福祉予算を削りながら、大企業・大資産家に対しては減税というやり方は、道民の理解を得られない」と反対。三笠、古平、仁木商業、木古内の四つの道立高校の廃止については「高橋(はるみ)知事の就任以来、道立高校の廃止は30校。教育の地域格差を拡大する」と反対しました。

民主党の「石川知裕衆院議員の辞職を求める決議」は日本共産党などの賛成多数で可決。民主党、フロンティア、大地の各派は反対しました。

また、「再生可能エネルギーの推進決議」は全会一致で可決し、「TPP交渉への参加を行わないよう求める」意見書などを可決しました。

真下議員が「委員外議員」として参加した予算特別委員会の委員長報告では、北海道電力泊原発(泊村)をめぐるシンポジウムでの「やらせ」について、「道民を欺き、信頼を著しく失墜させるものであり、極めて遺憾である」との付帯意見が盛り込まれました。

(11年10月08日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)