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道議団の動き
北電への天下り自粛/北海道知事が表明 11.10.05

北電への天下り自粛

党議員質問に北海道知事が表明

高橋知事に質問する真下議員
高橋知事に質問する真下議員=5日、北海道議会

北海道の高橋はるみ知事は5日、道職員の北海道電力への天下りをやめる考えを示しました。定例道議会予算特別委員会で、日本共産党の真下紀子議員の質問に答えたもの。

道職員の北電への天下りは、高橋知事が就任してから始まったもので、4人の幹部職員が北電や関連会社に再就職しています。

真下議員は総括質疑で、北電への天下りと泊(とまり)発電所をめぐる「やらせ」問題について高橋知事に質問。「道民から厳しい意見が届いています。北電とその関連会社ヘの道職員の再就職は自粛すべきです」と追りました。

高橋知事は「北電については、道民のみなさまの誤解を招くことのないよう対応していく」と表明しました。

真下議員は、シンポジウムでの「やらせ」について「道の関与はなかったか」と追及。高橋知事は、国が関与した「やらせ」を「きわめて遺憾」とする一方、2008年10月の道主催のシンポジウムについては「元副知事など当時の幹部職員から不適切な対応はなかったとの回答を得ている」と、やらせ発覚前の北電と同様の答弁をしました。

(11年10月07日付「しんぶん赤旗」より)