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道議団の動き
花岡道議事務所が経済シンポ 10.10.18

小樽の魅力全国発信

花岡道議事務所が経済シンポ

日本共産党の花岡ユリ子北海道議事務所はこのほど、小樽市の商工センタービルで「経済シンボジウム―小樽の魅力を全国発信」を開催しました。

パネリストとして小樽市産業港湾部長の磯谷揚一氏、小樽商科大の海老名誠教授、日本共産党の大門実紀史参院議員が登壇し、花岡事務所長の中嶋れい子小樽市議がコーディネーターを務めました。案内を見てきた市民や地元経済界の有力者、町内会役員、市役所職員ら230人が参加しました。

物産が売り上げを伸ばしていることを紹介した磯谷氏は「ニシンが戻って来ており、シャコやスイーツとともに、食の魅力を向上させたい。国内外に観光PRをしたい」と発言しました。

海老名氏は「アジアの成長を取り込むことが大切です。小樽はアジアの中で、高いブランド力を持っているのに、市民がその価値に気付いていない」と話しました。

大門議員は「過剰な外国客向け看板は、観光地の魅力を失わせる」と述べ、「ありのままの小樽を大切にし、中小企業の振興で魅力あるもの、街づくりにつなげることが大切です」と強調しました。

参加者からは「郊外の銭函海岸には、日本有数の自然海岸が残っている。もっと自然の魅力をアピールしてほしい」「撤退したデパートの跡を有効活用すべきだ」「築港開発の失敗で中心商店街は壊滅した。行政に負の遺産が残っている」と次々に意見や質問が出されました。

花岡道議は閉会あいさつでパネリストと参加者に礼を述べ「今日出たさまざまな意見を、今後の小樽の街づくりに生かしていきましょう」と呼びかけました。

(10年10月16日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)