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道議団の動き
定数削減は民意削る/花岡議員が反対討論 10.10.08

定数削減は民意削る

北海道議会花岡議員が反対討論

北海道議会第3回定例会は最終日の8日、本年度一般会計補正予算案や道議会定数を「2減」の104とする条例改正案、意見書案など54件を可決して閉会しました。

日本共産党道議団は付託議案30件のうち、認定子ども園の給食の外部搬入を認める条例改正案など8議案に反対。意見書案15件については、EPA交渉の参加を前提として「適切に対応」することを求める意見書案など2件に反対しました。議案、意見書案はいずれも原案通り可決されました。

付託議案のうち、「北海道国民健康保険広域化等支援金、調整交付金」の条例改正案の反対討論で花岡ユリ子道議は、「国保の広域化は、道のかかわりを、収納対策や給付抑制を指導する監督者に変質させるもの」と指摘して反対を表明しました。

議員定数について花岡道議は「総定数を2減とすることは、地方に住む道民の意思がいっそう反映しにくくなる」として「2増2減案」を主張しました。

渡島選挙区とオホーツク選挙区をそれぞれ1減とする改定は、来年4月の道議選から実施されます。

可決された主な意見書は尖閣諸島沖の中国漁船衝突事故の事実解明、私学助成制度への財政措置の充実強化、B型肝炎問題の早期全面解決、農業基盤整備の予算確保などです。

(10年10月10日付「しんぶん赤旗」北海道・東北のページより)